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「現実は物語を超えていく」 

旧ブログを閉鎖するか悩んだ。

▼【内訳】
是 過去の自分なんて片っ端から消去していきたい。見たくない。デリートデリート。
否 いくつか良いこと(今読んでもそれなりに興味深いこと)書いてんだよな……。

というわけで後者に該当する記事だけこっちにコピペすることにしました。どうせ数える程度しかないし。本当、はは。ヒドイな、過去の自分。って、来年になればまたコレ読んで同じこと思うんだろうけどな……。あああイタチゴッコ……!


以下、2008年8月23日に書いた文章。

------

「現実は物語を超えていく。それでも人々は物語を必要とする。現実を生き抜いていくためにね」――ちょっとハッとしたので自分のためにメモ。『RomeoXJuliet』(アニメの)に出てくるシェイクスピア(一登場人物としての)の台詞。――それでアニメ本編、というか再構築されたシナリオの構成は、やっぱりちょっと無理があるというか、特にオチが強引すぎて好けなかったのですが――この台詞に会えたことは、良かったです。素直に。
【More・・・】



物語と言えば、ようやっと活字熱が戻ってきて、最近、また本を読み始めました。今は恩田陸の『チョコレートコスモス』を読んでいます。楽しい。さすがに辻仁成とかはまだ読めないですね(苦笑) 欝になるというか、その世界から戻って来れなくなりそうで。怖くて。――精神的にまいってるとき、読めないんです。本。好きなのに。いや好きすぎて、って言ったほうがいいような……

文字って、現存するあらゆるメディアの中で、最もダイレクトに心を侵食するもののような気がしています。響く、っていう意味では歌とかもそうだけど、「蝕む」ということにおいて一番強いのは文字な気がする。だって――なんだろう。それしかないから。喋る言葉だと、少なくともその言葉を聞くとき、声を通して喋っている誰かの存在を感じることができる。歌も同じ。映像もそう。その媒体を通して、作り手の意図や作為が、ときに暑苦しいくらい感じられる。でも、文字って――例えば、「め」とか「ぬ」とか、長く眺めているとそれだけで気持ち悪くなる。文字は動く。うごめく。作り手の保護や監視下を離れて、時に反旗を翻す。少なくとも、伝えるだけの道具じゃない。生命、とか、有機体、っていう言葉が一番文字を表現するのにふさわしいような気がする。

しかも、――人にもよると思うけれど、文字を読むとき、私はたいてい部屋の中に一人きり、というシチュエーションが多いから。そんな状況下で「読む」という行為をとることは、ある種の自殺行為、もしくは自虐行為。だって会話にすらならない。膨大な文字の羅列、言葉の連続が、ただどくどくと目から流れこんでくる。それに抗う術はない。心で色々考えても、それを声で吐き出すことはしない。ただ、黙々と読む。蝕まれていく。――と、思ってしまうような本のほうが、「本」としては好きなんですよね。ぞっとするほどリアルな、あるいは心が折れそうになるくらい懐かしい空気を、理解しようなんて試みなくとも、自然と思い描けるような本が好き。でもそういう本って、つまり書かれている一単語一単語、ひいてはその連なりの威力(それって要は作家の思惟なんだけれど)が物凄く強いってことで、だから元気がないときに読むと、往々にして負けるというか……犯されてしまいます。心を。元気なときはその「やられたー」って感覚がまた気持ちよかったりするんですけどね。

でも何にせよ、怖くて(畏怖という意味でも)、だからここのところ遠のいていたのですが――でも最近、また本を読めるだけの力が戻ってきました。というお話。それって、ここを読んでる誰かのおかげ。きっと。あとは、アニメーションのおかげ……とか。アニメって、やっぱり元気が出るものが多い。映画(特に邦画のマイナーなの)とかドラマって、容赦なく現実を突きつけてくるけれど、アニメって、比較的青くさく、恥ずかしげもなく理想や希望を掲げているものが多い。常識的に考えたらそれこそ悲劇にしかなりえないところを、あらゆる因果律を捻じ曲げて、無理やりハッピーエンドに持って行く。それが許されるのはアニメだからであり、漫画だから。そういう無謀なバイタリティ、エネルギーが救いになります。いつも。

そういえば、2年ほど前(スクエニを受ける直前)は、『Fate/stay night』に助けられました。――あ、でもあれはゲームだったけれど。ゲーム、も、いいですね。干渉できるから。良い意味での現実逃避にはもってこい。思いっきり異世界に逃げて、逃げて逃げて逃げて、でもその逃げた先の世界では戦って、また闘志を取り戻して帰ってくる。ある種の療養機関みたい。でも今回はゲームに逃げなかったな……なんでだろう。あ、そっか〆切前だった← 〆切過ぎたら、また何か新しいゲームやろうかな。……どっちかって言うと、作りたいな。がんばる。最後に、こんなところまで読んでくれた誰かへ。ありがとう、いつも。そう、本当に。いつも。

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