09 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. // 11

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

trackback: -- | comment: --

早鐘 

光の速度に追いつけない。


ご無沙汰しております、生きてます、辛うじて。……ちょっとだけ、ぼやき。毎度のことなんだけど、一個のお話を書き終えて、次のお話に移行するまでに、ものすごいエネルギーが要る。なんかもう、全身引き千切られるような感覚。

客観的に書くなんて到底無理で(でもどこかで俯瞰していることは必要なんだけど)、本気で登場人物に寄り添うと、とにかく疲れる。から、1日や2日でこのヒロインを忘れてケロッと次へ行きましょうとか、できない。最初しばらくは、ある種の虚脱状態というか、浮気を強要されてるみたいで、気持ち悪い。でもまた好きになるしかないんだけど。

よく聞く「親のような気持ちで見守る」という心理が、理解はできるんだけど、いざ書き始めると、とてもそんな余裕なくなる。仮に登場人物が10人いたとしたら、10人全員に憑依するというか、成り切って書くような書き方しかできない。だから書いてる間は、10人分疲れる。自分がバラバラに引き裂かれそうになる。それを書き手として死ぬ思いで統合していく。

ほんとに死にそうになる。泣く。体力的にも10人分走ってる。なんでこんな苦しい思いして書いてるんだろう、って、なる。他のもの何もかも犠牲にして書いてる。自分の心だけが置き去りになってる。とてもじゃないけど、採算取れてない。プロじゃない。

でもいいや、って。なんか、一週間前くらいに、急に思えたんだよな。ふっと。「あー、これでいいや」って。「こういう風に、生きていこう」って。顔の見えない生き方がしたい。重荷になりたくない。自分には何も残らなくていい、って。初めて。すこーんと。地味なライターは天職だなぁ、って。殉職したい。

終わった物語を、引きずるのが嫌いだ。せっかく綺麗にまとめたのに、どうして汚してしまうんだよ、って、思う。現実はそんなに上手く行かない、って、頭では解ってるんだけど。自分に矛先が向くと、とたんに興ざめする。

人を助けたい。誰にも関わらずに。空がきれい。空を見てるときに、人と繋がってるとか、思いたくないんだよな。一人でいたい。空を見てるときくらい、本当に一人でいたい。誰に、っていうんじゃなくて、人間に吐き気がする。人間、好きなんだけど。だから書いてるんだけど。機械が好き。空が好き。

光の速度に追いつきたいなぁ。無理なんだけど。速いよ。めちゃくちゃ速い。なーんも、誰のことも考えないで、ただ、空がきれいだなーって、思っていたい。風を追っていたい。

[edit]

trackback: -- | comment: --

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。